今回はバンドマンらしく気になるマルチエフェクターを紹介します。
エフェクターといえばエレキギターの音をかっこよくしたり(歪ませる)することができたり、リバーブなどの空間系の効果を得たりと色々あります。
単体で揃えるとそれなりのお金がかかりますが、マルチエフェクターですと一台でほぼすべて賄えるのがメリットです。コスパ良いですね。
最近面白そうなものをみつけたのでご紹介します。
マルチエフェクター Mooer GE300
一昔前のマルチエフェクターはデジタル臭のする音であまり好きではなかったのですが、最近のマルチはすごいですね
BOSSのマルチはBOSSって感じが強いのでまだ苦手です。
LINE 6は良い選択肢だと思いますが高いです。
そうなってくるとZOOMが初めてのマルチにはもってこいな気がします。
しかし今回はMooer です。サウンドハウスなどでちょこちょこ見かける中国ブランドです。
公式HPからの引用ですが
Mooer GE300は、108種類のアンプモデル、164種類のエフェクト、43種類のキャビネットシミュレーションを収録。
新たなSYNTH ENGINEにより、特別なピックアップ等を使うこと無く、ギターシンセのサウンドを作ることも可能。
さらに進化したTone Capture機能により、アンプサウンドだけでなくギターのサウンドをキャプチャすることも可能に。また、IRファイルの作成も行えます。
また試奏動画としてbenimaruさんの動画が非常にわかりやすかったのでご紹介させていただきます。
アンプシミュレーションやエフェクト関係どれも出来の良いものが多いです。
特にTone capture機能は粗さは見られますが非常に優秀なモデリングのコピーが出来ていると感じ、技術の進歩は本当にすごいですね。
【GE300大解剖 #01】Mooer GE300のサウンドをチェック
【GE300大解剖 #02】Mooer GE300のアンプシミュ部を紐解く
対抗馬はLINE6 マルチエフェクター HX EFFECTS?STOMPS?
LINE 6から発売されたHX EFFECTSです。STOMPはアンプシミュレーションが入っていないみたいなので、こちらがおすすめです。
値段的にはどちらも同じ価格帯ですね。
試奏動画benimaruさんのチャンネルにありましたので貼っておきます。
【Line6】HX Stompの魅力を10分で紹介するのには無理があった
個人的にはMOOER GE300の方が気になります。
コスパを求めるなら
紹介した3つとも全部初心者価格ではないですね。
初心者が買える値段でサクッとマルチエフェクターの良さを知りたいならこれしかないと思います。
これギターモデルとベースモデルがあるのですが、ベーシストに人気があるように感じます。
歪みやブースター系は単体のエフェクターで音作りして、空間系をこちらのマルチエフェクターで味付けされるベーシストさんを結構見かけます。
大きさが単体のBOSSのエフェクターサイズなので機材軽量化にも有効です。
もう少し高いものまで視野に入れるなら
MOOER GE200はどうでしょうか?
GE300が最新機種で大型なのに対してこちらは少し前のものにはなりますが、小型なのが魅力です。
また価格もGE300の約半分のお値段で買えるのも魅力の一つです。
まとめ
最近マルチエフェクターの出来はどれも高く、音作りには差が少なくなって来ているように感じます。そこで、MOOER GE300のTone Captureのような新しい機能は非常に価値を生み出すのではないでしょうか。
私のオススメは値段順で
ZOOM MS-50G、Mooer GE200、Mooer GE300
になります。
是非試奏してみてください。